クリニック便り9月号
夏の疲れが出てくる頃です。
夏バテ同様、季節の変化に伴う疲労感にはビタミンB群の摂取や電解質バランスを整えるための微量元素の補充が効果的です。
当院では、季節の変わり目に増えてくる口内炎や舌の違和感、味覚異常など口の中の不快感を訴える方々が多く受診される季節です。
メディカルサプリメントやビタミン注射で補う事をお勧めしています。
また、唾液の効果も忘れてはいけません!
効果的に唾液を分泌させ、お顔のゆがみやむくみも取ってくれる
「歯ヨガ」
をご紹介します。
①鼻呼吸で息を吸いながら頬をすぼめ、吐きながら膨らませる動作を10回繰り返す。
②口を閉じて唇と歯の間に舌を入れて左右5~20回ずつゆっくりまわす。
③口を横に大きく広げながら「りー」、次に舌が歯につかない様に前に突き出して「えー」の発音を10回繰り返す
④舌を上顎にぴったり吸いつけて離し音を鳴らすポッピングを10回と吸い付けキープを100秒(1分40秒)
口腔筋肉の機能が改善すると唾液が増えて鼻呼吸になります。
口の中が乾燥しにくくなり、口臭を抑制します。
唾液の中に含まれる酵素や免疫機能の恩恵により健康増進が期待できます。
継続は力なり!
朝夕二回の「歯ヨガ」試してみませんか?
夏の流行と言えば「手足口病」
全国的なピークは東北地区へと移動しつつあります。
岩手県内は警告は出ていませんが、お隣の宮城では警報発令中で、秋田、青森でも注意報が出ています。
口の中に水泡性の口内炎ができているときは速やかに医療機関に連絡し、受診するようにしましょう。
「手足口病」もコロナと同じ「ウィルス感染症」です。
感染予防対策は同じです。
気を緩めることなく各種感染症に感染しないよう注意深く行動しましょう。