インフルエンザ予防もお口から!

いよいよインフルエンザの流行が報告されてきましたね。

盛岡市のインフルエンザウィルス感染患者数も先月H27年12月、定点あたりの患者数は0.73人でしたが今月13日の報告では2.91人増加しているようです。

インフルエンザ予防にはうがい手洗いマスク着用が定着していますが、意外と知られていない!?のがお口の健康が関係していることです。

インフルエンザウィルスや各種細菌などを吸い込んだり口に入れてしまってもその瞬間に全てが体の中に入り込んで悪さをするわけではありません。皮膚や粘膜は外から入りこんで来るバイ菌を体内に入れないようにバリアの役目を持っています。

鼻水や唾液もまた入り込んだバイ菌を洗い流す力を持っています。

皆さんご存知の通り、人には外から入り込んでくるバイ菌と戦うシステムが備わっています。免疫ですね。

免疫力を高めるための健康法が沢山紹介されていますが、きたがわ歯科クリニックからはお口の健康維持からバリアの力を高めましょう!という方法を皆様にご提案いたします!

歯肉炎や歯周炎で歯ぐきに炎症が起こっていて血が出やすい人は粘膜のバリア機能が弱まっている状態です。

細胞と細胞の結びつく力が弱いとそこからウィルスは侵入していき、体内で増えることによりインフルエンザを発症するそうです。

すなわち!健康な歯ぐきを維持することはインフルエンザ予防と大いに関係があるということですね!

 

それともうひとつ、大切なことが最近わかってきました!

 

歯周病の原因菌の中にはインフルエンザ治療薬の効き目を弱くさせたり、ウィルスの増殖を助ける働きを持つ毒素を排出しているものがあるそうです。怖いですね。

うがい手洗いマスク着用の他に正しい歯磨きも忘れずに!

正しい歯磨きの仕方は是非、きたがわ歯科クリニックへお問い合わせ下さいね。