クリニック便り7月号

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ウィズコロナの夏が始まろうとしています。

梅雨時のじめじめした天候で体調を崩しがちの方が増えています。

今まで経験したことのない夏に向けて体調管理を万全にしてまいりましょう。

当院は今月も皆様の健康管理をお手伝いいたします。

高温多湿の環境下でもウィルス感染は変わらず危機として私たちのそばにいるようです。

 

唾液中に含まれるウィルスの数が多く、飛沫に接触することによって感染する特徴があるとのことですので口の中の衛生管理は本当に深刻かつ大切です。

 

酸化剤の含まれる嗽用液がウィルス数を減少させるのに効果的であるという報告があり、当院でも酸化剤の含まれる嗽用液でうがいをして頂いてから治療に取り掛かるように配慮しております。

 

待合室でのマスクの着用、治療前のうがいにご協力をお願いいたします。

 

この度のコロナウィルス感染拡大に伴う自粛規制の緩和に伴って当院では院長以下職員の抗体検査を行いました。

当然と言えば当然ですけれども全員陰性でした。

今回、検査したのは IgG抗体検査です。

感染後期もしくは過去の感染を示すものとして評価されます。

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先日、岩手県立中央病院でも1000人規模の抗体検査を行い、抗体保有者はいなかったという結果を目にいたしました。

理論上は結果が分かり切っていたことではありますが、正直、本当に岩手県は限りなくウィルスゼロに近いのか?と驚きを隠せませんでした。

 

現在、昆虫タンパクを原材料にワクチン開発が進み、来年早々にも人による治験が試されるとか?

昨今、コオロギのたんぱく質が注目されお菓子や食品に応用され販売されていましたので、てっきり、この度もコオロギが材料かと思ったらなんと「カイコ」なんですね。

「遺伝子組み換えカイコ」は既に動物用の医薬品開発でずいぶん貢献しているものだということをこの度初めて知りました。日本ならではの「カイコ」が世界を救うかもしれないという文章を読んでさらに驚いている今日この頃です。

 

今後も治療薬やワクチン開発が進んで治療方法が確立されるまでは油断ならない状況下であることは変わりありません。

当院では、引き続き感染予防対策を継続して取り組んでまいります。

皆様のご協力をよろしくお願いいたします。

 

冷たい飲み物や食べ物がしみることが気になる季節でもありますね。

今月は新しく発売された知覚過敏改善用歯磨き粉のご紹介をしております。

気になる方はスタッフへお声がけくださいませ。

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