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【景観】|【盛岡市】

鬼の手形

三ツ石神社

【住所】盛岡市名須川町

    

 

東顕寺の裏手に、「岩手」の名の起こりと伝えられているしめ縄が張られた三個の苔むした大石があり、人の手形がついています。石の高さは約6メートル、回りは約9メートルほどです。






この石は、岩手山が噴火した時、飛んできた石といわれ、いつの頃からか「三ツ石様」と呼ばれ近郊の人々の信仰を集めていました。あるとき、羅刹(らせつ)と呼ばれる鬼が現れ、散々な悪さをして荒らし回り、困り果てた里人たちは三ツ石様に悪鬼の退治を祈願しました。三ツ石の神様はその願いを聞き入れて悪鬼を捕らえて、二度と悪さをしないよう、鬼に誓いの証として大きな三つの石に手形を押させました。鬼の退散を喜んだ里人たちが、三ツ石のまわりを「さんささんさ」といって踊りまくったのが 「さんさ踊り」の始まりといわれています。他に、この手形は、その昔、坂上田村麻呂(さかのうえのたむらまろ)が蝦夷攻略を行ったとき、 3人の蝦夷の首領を捕らえ、二度とこの地方に来ない誓いの証として、大石を立てて石の表面に手形を押させたものだという伝説があります。これらの伝説の場所を不来方(こずかた)といい、「岩手」の名の起こりもこれによると伝えられています。三ツ石神社は、現存する盛岡市内の神社中最古の社といわれています。



作成日:2007.10.17|更新日:2007.10.20

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