クリニック便り7月号

  • 2021/06/29 15:18

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早いもので今年も上半期が終わって後半戦です。

コロナウィルス感染症対策は引き続き警戒MAXで臨みたいですね。

ワクチン接種も進んでいるようですが、まだまだ気を引き締めて参りましょう!

 

今回、コロナウィルス感染症を通じて皆さんも良く知ることになった「PCR検査」

当院では開院当初から歯周病原因菌虫歯原因菌PCR検査することに取り組んでいます。

 

歯周病の発症や重症化に関連する細菌5種類の存在と個数のチェック

虫歯の発症や進行に関連する細菌3種類の存在と個数のチェック

 

自分の口の中に潜んでいる細菌をごく少量のサンプルの中から抽出してリスク判定してくれる検査ですが保険適応外のためなかなか受ける機会に恵まれない方が多いというのが現状です。

しかし、消化器領域の癌、食道癌大腸癌の病変の中に歯周病原因菌が存在し、癌の発生や重症化に関与していることが分かってきています。また、認知症症状を進行させる原因の一つに歯周病菌が産生するたんぱく質分解酵素「ジンジパイン」が関連していることが指摘されています。ジンジパインを産生する歯周病原因菌が脳の海馬に潜んでいたことがすでに解明され関連性について研究されています。

心臓の内膜や外膜にも歯周病原因菌が付着して心筋炎や心膜炎を引き起こすことも周知の事実です。

自分の口の中に多くの病気の発生や重症化と関連する細菌が潜んでいるかどうか?

この機会に是非、検査してみませんか?

虫歯原因菌に関しては虫歯のできやすさが体質によるものか?生活習慣によるものか?

検査結果に反映されてきます。

お子様のリスク判定はもちろん、小さなお子様を子育て中のご両親も検査をしてお子様に虫歯菌を持ち込むリスクは自分たちはどうなのか?調べてみませんか?

お子様の口腔内に潜む菌は同居する家族からもたらされるものがほとんどです。

子育て世代にもお勧めです。

 

今月は通常の価格より少しお値下げして一人でも多くの皆様に検査を体験して頂きたいと考えて準備しております。

 

★歯周病原因菌検査通5種類:通常20,000円を18,000円

★虫歯原因菌検査3種類:通常10,000円のところ8,000円

 

検査は予約制となっておりますので必ず事前にお電話をお願いいたします。

今月中にお申込みいただいた方は検査日が翌月に持ち越してもこのお値段で提供いたします。

 

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クリニック便り6月号

  • 2021/06/01 16:06

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今月は半期に一度の歯ブラシのまとめ買いをお勧めしています。

清潔な歯ブラシで歯磨きしていますか?

根元にカビは生えていませんか?

食べかすが絡まっていませんか?

毛先は開いていませんか?

傷んでしまった歯ブラシを使い続けると清掃効率が落ちてしまうだけでなく、せっかくきれいにしようと思ったのにばい菌を口の中に招き入れてしまう残念な結果に・・・

 

コロナウィルス感染症を予防するためにうがい手洗い歯磨きを欠かさず行いましょう!

 

高齢者のワクチン接種が始まり、高齢者介護施設の職員の皆様も接種が始まり・・・どんどん浸透していくと状況が変わっていくと信じて!感染収束するまで今暫く健康管理には十分に気をつけましょう!

 

感染管理の緊張感から睡眠に支障をきたしていたり、心が疲れて気分が落ち込んでいる人が増えている印象です。

そんな時は唾液が減少して口臭を強く感じやすかったり急に虫歯が増えたりお口の中もトラブルがおきやすくなります。

歯肉マッサージやメディカルヘッドマッサージがお勧めです。

予約を頂いた皆様からはとても好評いただいております。

小顔効果も期待できる整顔マッサージは嚙み合わせによる咬み癖で顎の筋肉が偏って疲労している人や画面を凝視して凝り固まった目の周りの筋肉、首の筋肉に疲労を感じている人の筋肉をほぐしながらゆがみを取って整えていきます。

マッサージ前のホットパックや炭酸泡フォームでの毛細血管への刺激もとても気持ちが良いと好評です。

 

健康のためにはリラックスも必要です。

 

治療だけでなく、リラックスサロンとしても当院をご活用くださいませ。

口周りの脱毛も承っております。

お電話での予約をお待ちしております。

 

 

GWの休診について

  • 2021/04/30 16:31

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ゴールデンウィーク期間の休診について

5月1日午後

5月2日

5月3日

5月4日

5月5日

 

5月は岩手県医療従事者に対するコロナウィルスワクチン予防接種の予定が入っているため通常の休診日以外にもお休みを頂くことにしております。

ご不便をおかけいたしますが、ご理解の程、宜しくお願いいたします。

 

5月の休診日

 

5月1日(午後)
5月2日(日)
5月3日(月)
5月4日(火)
5月5日(水)
5月9日(日)
5月12日(水)
5月16日(日)
5月19日(水)
5月22日(午後)
5月23日(日)
5月24日(月)
5月26日(水)

 

クリニック便り4月号

  • 2021/03/31 10:30

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新年度が始まりました。

進学や就職、転勤などで転入された皆様、かかりつけ歯科医院をお探しの方もこれから増えてくると思います。

大変恐縮ですが、転入から1週間は体調観察期間を設けて頂きたいと考えております。

初診の申し込みの際は、必ず申告をお願いしております。

昨年も、職場から2週間体調観察期間のため自宅待機を指示されていて暇なので歯科を受診したいというお問い合わせを何件か頂いております。

自宅待機期間中は医院も歯科医院も飲食店などと同様に受診を見合わせて頂きますようお願いしております。

ご了承くださいませ。

 

急ぎ受診を希望される場合はお電話もしくはメールでお問い合わせくださいませ。

 

4月は欧米では「復活祭」イースターを祝う時期です。

イースターの卵やウサギは「生命」「復活」「繁栄」を象徴しているそうです。

我らもあやかって復活・繁栄の祈りを込め、コロナウィルス感染症に負けない健康作りを目指します!

 

イースター(Easter)の名称は、春の女神エオストレ(Eoster)や春の月エオストレモナト(Eostremonat)に由来するといわれ、春の祭りとキリスト復活のイメージが結びついたと考えられています。ちなみに、春の女神は太陽とともにやってくるため、太陽が昇る東を「イースト(East)」と呼ぶようになったそう。イースターは、キリストの復活と春の到来を祝うお祭りなのです。

 

今年のイースターは4月4日だそうですよ。

 

今月の新商品紹介は歯ブラシです。

バトラー歯ブラシNEO#025

ヘッドがより薄くなり奥まで挿入やすいネック形状も魅力です。

ハンドルのグリップ性が向上して握りやすくなりました。

毛に用いるフィラメントの耐久性が向上しただけでなく抗菌コートも完璧です!

歯ブラシのみご購入の方は税込330円です。
持ち運び用スライダーバッグ付きで税込350円です。

 

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お子様の成長発達に関するセミナー受講しました

  • 2021/03/29 10:05

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2月に「小児の不正咬合を引き起こす口腔習癖」という内容のセミナーを受講しました。

コロナ禍で不便なことはたくさんありますが、webで色んなセミナーを受講できるようになったことは本当に有難いです。

さて、「小児の不正咬合を引き起こす口腔習癖」とはなんだ?という事ですが・・

1歳半検診、3歳児検診、就学児検診等お子様のお口の中を検診する機会は比較的こまめに設定されています。

何故か?虫歯のあるなし等生活習慣からくる疾患を早期発見して受診をうながすという大人と同じ視点ももちろんあります。

しかし、噛み合わせや歯並び、歯の数や舌、唇、頬っぺた、身長、体重や生活習慣等から成長の様子を確認しているという部分が成人の歯科検診とは大きく違う視点になっています。

近年、小児のお口の成長に何かしらの問題があって改善が必要であろうと判断されるケースを「口腔機能発達不全症」と呼び、成長発育のサポートをしましょう!という考えが広まっています。

例えば、一番多くみられるのが、離乳食を初めているにも関わらず離乳をしていないケース。

「可哀想」「泣いてしまう」「眠れない」などの理由で3~4歳になってもまだお母さんのおっぱいを口に含んでいるというケースは年々増えている印象です。これの何が悪いのか?という質問を受けたことがあります。

「母乳はもう出ていないので虫歯にはならないですよね?それでもダメなんですか?」

というご質問でした。

「母乳を吸う」というライフステージから「自分の歯で噛んで飲み込む」というライフステージへ移行し、成長発達するとき、お口を動かす筋肉や歯の噛み合わせ、唇の動き、食べ物を飲み込めるようにまとめて喉に送り込む舌の動きなどの一連の動作を練習している時期にいつまでも「吸う」という動きを止められず、普段からぽか~んと口を開けて「口呼吸」をしている子達に様々な発達機能障害が出やすいことがわかってきています。

故に、離乳するというのは母親が子供に対して成長発達を促す大切なイベントになっているのですが、最近は「可哀想」という言葉を使うお母様が増えている印象です。。。

 

今回は、口腔機能発達不全や歯列不正と関連のある「口腔習癖」というものに関するお勉強会でした。

専門医の先生が治療したことでこんなに変わるのか?と驚くような変化が紹介されていて、小児・児童の成長発達には家族と医療機関が二人三脚でお子様を見守るという事がとても大切なのだという事を学びました。

 

「口腔機能発達不全症」というと子供の発達が遅いという印象を受けがちですが、体のサイズが大きくとも、機能的にマッチしていなければそれは指導や見守りの対象になります。指しゃぶり、毛布やタオルの端を噛む、爪を噛む、唇を噛む、飲み込む時に舌を噛む・・・等々日常生活の中にあるついやってしまう癖を見直すことはとても大切です。

検診の時にチェックしてもらい、かかりつけ医療機関で相談することが大切だと思われます。

 

そうそう、昨年は「この子、ジュースじゃないとダメなんです」というお母様がいらっしゃいました。

ほんとうは粉ミルクとか牛乳とかお茶とか飲ませたいんですけどジュースじゃないと泣いて暴れるのでジュースしか飲ませられないんです。

と仰っていました。2歳でジュースしか飲まないというのは小児科の先生にもご相談すべき案件かと思い保健師さんと共に取り組みましたが、子育てに関するお悩みは昔なら家族やご近所で色々口うるさくもサポートがあったのでしょうけれども、孤独な育児にお悩みの方が増えています。行政やかかりつけ医、NPO団体など窓口は増えていますがなかなかきっかけがつかめずにいらっしゃるかもしれません。

こまめに検診を受ける事、検診を受けた時は遠慮せず相談する事

それが大事だと思います。

 

当院では来院しなくてもメールでご相談を受け付けております。

お返事は営業時間内になりますがご質問や相談は24時間受け付けております。

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